安永健太さんチャリティーバザー開催

2008 年 11 月 25 日

 23日考える会の窓口である、佐賀市金立町にある『かささぎの里』にて~安永健太さんの死亡事件を通じ、私たちが交流の中から学ぶこと~としてチャリティーバザーが開催されました。今回のチャリティー収益金は「かささぎの里」の敷地内に県道側へ向けて、命の大切さを求めながらも、真相究明の重要性を訴える内容の看板設置の費用に充てられるとともに、考える会へも寄付されます。

 10時前には式典があり、今回設置された看板のお披露目がありました。その中で、父親の孝行さんも、「今回の事件がなければ、このような看板などを立てなくても済んだのに。」と未だに真相究明さえできていない状況を憂いつつも、全国から寄せられた署名が10万筆を越えるなど、本当にありがたく思うとの心境を話されました。式典では、共産党県議会議員の武藤明美氏からも真相究明に対する力強い応援のメッセージを頂きました。

 式典に続いて、バザーが始まり、11時からはステージにて健太さんへの思いを語る、リレートークが行われ、父親の孝行さんからは、一度お会えば直ぐに誰とでも仲良くなっていた、明るい性格の健太さんへの思いが語られ、弟の浩太さんも養護学校時代に兄健太さんと一緒に学校のバザーに参加した時のエピソードが話されました。弁護団からも、今回の事件については付審判請求が通る可能性は、今までの密室で起きた事件とは違うと言ったことが語られました。リレー終盤では、国会議員の現地調査で健太さん役となり、道路に倒れこんだり、ガードレールにもたれかかったりされた民主党衆議院議員の原口一博氏がかけつけ、本来なら今日は健太さんに裁判開始の報告がしたかったが、今後も全力を挙げて、真相究明に取り組んでいくとのお話をしていただきました。

 午後からは、ミニコンサートとがあり、健太さんの歌をつくって頂いた「夢楽人(むらびと)」さん、健太さんの従弟も所属するヒップホップグループ「ラ・エルマンダ」さん、そして街角コンサートをきっかけに出来た健太さんの歌の作曲をされた「タナYan」さんの3つのグループの楽しくも、思いがこもった歌で会場が一つになりました。

 イベントの最後は、抽選会でした。大人も子供も読み上げられる数字と自分の札の数字を見比べながら大きな歓声を上げながら楽しいひと時が過ぎていきました。途中、自由民主党衆議院議員の福岡資麿氏が来場され、事件の真相究明について今後とも協力していくとのお言葉を頂きました。

 今回、かささぎの里としても、約10年ぶりに施設内での、しかも屋外での大規模なバザー開催となったと言うことでしたが、地域の方や保護者、そして障がい者、みんなで楽しいひと時を過ごしつつ、健太さんへの思いを確認しあいました。

※かがやきの丘からはマイクロバスに同乗して多くの仲間(施設利用者)が集まっていただいていました。本当にありがとうございました。

 

最後の署名提出

2008 年 11 月 15 日

11月14日(金)、4月18日の佐賀玉屋前での街頭署名を皮切りに取り組んできた署名活動に関して、今回のの提出をもって最後とした。7ヶ月に渡り取り組み、結果当初の目標4万人をはるかに上回る10万8千人というとてつもない数の署名が全国津々浦々から届けられた。毎月行ってきた佐賀地裁への署名提出は今回で8回目となった。今日は、考える会、遺族(お父さん、伯母さん、おばあさん)、利用者(障害がある人)を中心に約2万5千人分を提出してきた。

要請署名の取り組みは一つの区切りを迎えた訳だが、今後は民事裁判も視野に入れながら真相究明に向けて更なる取り組みが必要となってくる。

おばあちゃん、健太さんを語る。

2008 年 11 月 1 日

10月分の署名提出後、健太さんのご自宅で、父方の祖母である光富カネ子さんより健太さんのことや、今回の事件にたいする思いをうかがいました。小さいときからおじいさんにかわいがられ、大きくなっても、おじいちゃんや、おばあちゃんが大好きだったそうです。よく家にも遊びにきていたそうです。また、スペシャルオリンピクスの大会なども、よくおばあちゃんが付き添いで行かれていたようです。健太さんの事件について、語られる場面では、真っ黒になって、帰ってきて、身体中が腫れ上がり、そして、息をしていない健太さんが涙を流されたとの話では、「死人の涙ははじめてみた。」「悔しかった、怖かったやろ。」と声を震わされ、「この子は、むぞかとです。」と言われながら涙される場面では、本当に家族にまでこの様な思いをさせる今回の事件、決してうやむやには出来ないと、参加した考える会のメンバー全てが思いを一つにしました。

10月の署名提出と看板設置

2008 年 11 月 1 日

10月分の署名を10月30日(木)に佐賀地裁に提出しました。今回は2057名分でしたが、4月からの提出分と合わせると、83,658名にのぼります。本当に全国からの温かい思いにご家族と共に関係者一同感謝しておます。

また、その後事務局へ更なる署名が届き、11月の署名提出時には10万人を越えることが確定しています。本当に、ものすごい数だと思っております。これだけの人々の思いを佐賀地裁がしっかりと受け止めていただけることを切に願うばかりです。

11月の署名提出は11月14日(金)を予定しておりますので、まだ「署名していないよ」という方がいらっしゃったら、是非とも署名のご協力の程よろしくお願い致します。

私たちの現地調査 9/24 9/25 9/26

2008 年 9 月 27 日

安永健太さんの死亡事件から一年をむかえるにあたり、ご遺族を支援してきた「考える会」では、「私たちの現地調査」と称して、事件を整理すると共に、佐賀地裁に対し裁判の必要性を訴える現地調査を行った。

現地調査の方法:①定点カメラより蛇行をしていたとされる、道路周辺の交通量を測定する。測定は、24日、25日、26日の3日間連続で行う。

②目撃証言(検察が不起訴とした後に出てきた証言も含めて)を基に、事件を再現し、撮影。警察、検察の説明も再現し、その相違点を視覚的にも検証していく。

以上の内容で、3日間に渡り事件の検証を行った。

1日目:午後5時45分過ぎより、ビデオカメラ撮影を開始。同時に当日の事件を再現するために考える会のスタッフが健太さん役、警察官役などに扮して、目撃証言の再現を行った。当日は、初日と言うこともあり報道関係の方々も含め多数の参加があったが、みなさん、交通量の測定では、見た目にも、自転車で車道に出ること自体、危険で無理があるのではと言われていた。初日は6時15分に全ての作業を終了し解散となった。参加者一同、現地調査を行ってみて、やはりこれは審判してもらわなければならないとの思いを強くした様子であった。

2日目:午後5時00分に集合し、ビデオカメラなどの設置等の準備にはいる。ちょうど1年前この場所で、健太さんは最期の時を迎えることになったのでした。父親の孝行さんが、事故現場の傍らに小さなテーブルを置き、そこに健太さんの遺影をそっと置かれたときには、なんとも言えない思いがこみ上げてきました。現地調査に先立ち、ご遺族の健太さんのお父さんが挨拶される中で、「何も進展していないし、本当に1年前と全く変わらない。」との言葉には本当にご遺族の苦悩が感じ取れました。当会の代表世話人の村上さんからは「絶対に最後まで真相究明をおこなうからね。」と健太さんへの思いを交えながらのあいさつがあった。その後、同じく当会の代表世話人の熊容子さんの献花に引き続き、読経があげられた。

 

安永健太さん追悼ライブ

2008 年 9 月 22 日

9月20日(土)鹿島市内の「より処 ほんまもん」で昼と夜の2回に分かれての安永健太さんの追悼ライブイベントが行われました。このイベントを主催したのは福祉施設の「かがやきの丘」さんです。開催にあたり、考える会の代表世話人でもある施設長の熊容子さんは、鹿島市など佐賀県の西部地区でも真相究明がない限り、再び今回のような事件が起こると、啓発の意味も込めて広く多くの市民の方に今回の事件を知ってもらいたいとの思いもあり今回のイベントを計画されたそうです。本当ならこんなイベントをするより、健太さんが生きていた方が良かったけど、せめて二度と起こさせないためにも真相究明をすすめように、この事件を一人でも多くの方に知ってもらいたいとのことでした。

昼間の第一部では、今まで集会や署名活動に参加してくれた障害がある仲間たちや保護者を中心に約90名が集いました。天国の健太さんに皆の歌声が届いたのではないでしょうか。

夜の第二部では、健太さんへの思いを綴ったオリジナル曲を交えてのライブで、”たなやん”さんや”夢楽人”の方々が出演されました。会場は、一般の方々が中心に参加されていました。会場には笑顔の健太さんの遺影がそっと置かれていましたが、皆の思いを受け止めて笑ってくれているように感じました。

 

公正な裁判を!要請署名74,000を越える

2008 年 8 月 29 日

 本日8月分の署名の提出を、佐賀地方裁判所へしてきました。今回の提出分は15,000名分で、4月からの署名提出の累積数は74,038名となりました。今日も、考える会世話人、事務局、そして障がいをもった仲間と共に、総勢20名で一人ひとりから担当者へ500名ずつに綴じた署名用紙を手渡してきました。署名提出の最後に、8月9日のフォーラムの報告と資料の方も併せて裁判官宛に提出してきました。これ程の市民の方々が公正な裁判を行い、真相が解明されることを望んでおられますので、是非とも裁判をして下さいとのお願いをしてきました。

来月9月も26日に署名を提出しますので、今後とも署名のご協力をお願い致します。

もうすぐ9月25日

2008 年 8 月 22 日

 全国フォーラムを終え、考える会の世話人レベルで、フォーラムの反省と今後の取組みを含めての話し合いを、19日にもちました。フォーラム自体は、中味が濃く非常に充実したものであったと言った意見が多く出されていました。しかし、それと同時に、シンポジストの方々の話をもう少し長く聴きたかった。講演もできたらなどの意見もだされ、今後の取組みへ反映していくことを確認しあいました。

 また、今後の予定として、8月29日(金)の佐賀地裁への8月分の署名提出や、事件発生の9月25日に関連した取り組みについて話し合いました。署名の方は、8月分は通常より更に多く集まっており、現時点で約16000名にのぼる署名が集まっています。また、9月の取り組みはで、最終的に25日にこだわった取り組みを計画していくとしました。現時点では、考える会主催での「私たちの現地調査」と言った内容を検討しております。そして、会報としてのニュースの第3号の発行も10月初旬に行うことを検討しました。

 もうすぐ事件発生から1年が経とうとしておりますが、ご遺族は健太さんの初盆から一周忌の対応もなさりつつ、考える会と共に、真相究明に向けて、署名活動等に奔走されております。

 全国フォーラムでは、この事件に対する反響も非常に大きく、フォーラム後のアンケートでは、多くの方々から真相究明に対しての、応援のご意見を頂いております。裁判所に対しても、事件がどういうことであったのか調べる、いわゆる付審判請求を受けて、この事件のことを調査することに何故躊躇しているのか?などと言った意見も見られました。とにかく、付審判請求認められ、事件の真相究明が進むことを願うばかりです。

裁判所へ対して要請署名は引き続き行っておりますので、ご協力お願い致します。

※事件についてのご意見の一部をご紹介いたします。(一部抜粋)

「前省略・・・この事件の本質は、被害にあったものが偶然、知的障害者であったものであり、一般人も同じように、警察官に抵抗したり、反抗したりすれば、殴られ、殺されるおそれがあることを示しているので、恐怖をいだきます。・・・中省略・・・ 裁判所は、どうして裁判しようとしないのか、・・・・まずは、裁判にこぎつけるように頑張ってください。」

 

健太に届け!~全国フォーラム~

2008 年 8 月 11 日

 8月9日(土)12:45より佐賀市どん3森にある県立女性センターアバンセ内のアバンセホールにて、「地域の中で障がいがある人の権利と命を守る」と題した全国フォーラムを行いました。約300名の参加者の中、冒頭のオープニングアクトでは、考える会の若い世代が中心に構成する集まりChange the Worldのメンバーがステージで健太さんへの思いを綴った曲「健太に届け!」(7月分ブログに掲載)を熱唱しました。

 続く第1部では、健太さんの父、孝行さんから遺族の心境を交えた挨拶があり、弁護団からは現在の裁判(付審判請求)の状況やそれに関連した署名の意味などが説明されました。

 そして、前回の東京行動で約束されていた国会議員の超党派(民主党より原口一博議員、大串博志議員、川﨑稔議員、河村たかし議員、共産党より仁比聡平議員)による現地調査の報告民主党原口一博衆議院議員よりなされました。(後日詳細を公開)そして、考える会からは、今回の事件の意味するものとして、決して今回の事件は一人の知的障害者だけの問題ではなく、私達自身にも関わってくる、社会的な問題であるとの訴えを行いました。

 休憩を挟み、いよいよ第2部では、3名のシンポジストを迎えてのシンポジウムを行いました。作業所での豊富な実践に裏打ちされた発言の藤井克徳氏、日本ではじめての害者の差別を禁止する条例の制定を手がけられた野沢和弘氏、弁護士で日弁連でも人権に関する活動に精力的に取り組まれている武藤糾明氏、そして、コーディネーターは考える会代表世話人で佐賀県社会福祉士会会長の古賀理氏の4名でのシンポジウムは瞬く間に時間が過ぎて、予定の時間をこえる状況でした。

その後、フォーラム全体を通してのアピールとして「フォーラム宣言」が読み上げられました。

 以上、フォーラムの概要をザッと書きましたが、詳細(フォーラム宣言文などを含む)は後日、活動報告で公開する予定です。

 今回のフォーラムには、多くの国会議員の方もご参加くださいました。与党自民党からは、福岡資麿氏、広津もと子氏、野党民主党からは、原口一博氏、大串博志氏、が参加され、励ましの言葉や、国会でもこの事件は取り上げるよう、超党派で臨みたいとの発言もありました。

 本当に半日と言う短い時間ではありましたが、非常に実りあるフォーラムが実施できたのではないかと感じた一日でした。

※現地調査、フォーラム詳細は近日、活動報告に掲載予定です。

NBCラジオ佐賀で話してきました!

2008 年 8 月 6 日

NBCラジオ佐賀の夕方17:45からの番組(情報ファイルさが)に出演してきました。今週末の9日土曜日のフォーラムの宣伝と現在の考える会の活動、そして、ご遺族の様子などを中心にお話することができました。番組担当の石井理加さんも本当に親身になって話を聞いてくださいました。